高千穂鉄道


2009年12月~2010年5月の半年間、地道に捜査して全駅制覇した高千穂鉄道。

膨大な写真枚数なのでかなり長い記事になりますが、お付き合い頂ければ幸いですm(__)m

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先ずは高千穂駅から。




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1988年に開通した高千穂鉄道。

2003年にトロッコ列車“トロッコ神楽号”が運転開始されてからは観光利用客が増え、利用客数も増加に転じていましたが、2005年9月に発生した台風14号の暴風雨に因り第一五ヶ瀬川橋梁と第二五ヶ瀬川橋梁が流失、土砂流入などの多大な被害を受け、全線運転休止となりました。

復旧費用の負担が困難だった為、被害の少ない区間のみ運転再開する事が検討されていましたが、延岡駅から日豊本線との接続が行えない事や車両更新費用なども考慮した結果、全線復旧を断念・・・2007年9月に延岡駅-槇峰駅間の廃止。
2008年12月には槇峰駅-高千穂駅間も廃止され、全線廃止となりました。

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捜査当時、高千穂駅-天岩戸駅手前の500mの区間でスーパーカートによる運行が実施されており、2010年8月から高千穂駅-天岩戸駅間の運行を開始。
2013年7月からは高千穂橋梁までの運行も開始されています。

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そしてこちらが天岩戸駅。

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現在はここまでスーパーカートが運行していると思うと、何とも感慨深い・・・

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お次は深角駅。

駅は渓谷の斜面に建てられており、何でこんな所に駅なんか設けたんだと問い詰めたくなる秘境駅と呼ばれるに相応しい環境です(笑)

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保存に力を入れてる駅であり、現在は国道から駅へ入る道には小さな案内板が設けられてます(2015年6月に確認済み)ので、秘境駅ではありながらも迷う事無く辿り着けます。

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そしてもう一つの秘境駅・・・お次は影待駅です。

これ撮ってるって事はこの細道に入って行ったのかな・・・

もう大分記憶が曖昧であります(;´・ω・)

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目指すはこの鉄橋の位置・・・改めて見ると結構高いですね;;

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線路が見えたのでそのまま上を歩く事に。

こちらだと迷う心配無いですし、何より近道なので(笑)

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漸く駅に到着しましたが、目当てだった待合室が無い・・・

それどころか駅名標も無いじゃないか・・・

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ウキウキしながら草木を掻き分けてきたのに・・・と一瞬心が折れそうになるが、私はこれしきで凹む廃墟ハンターではない。

懸命に自分で自分を鼓舞して次の駅へ・・・

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あぁ、此処を電車が通過する姿はさぞ画になっただろうなぁ・・・

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・・・などと想い馳せながら日之影温泉駅へ到着。

こちらは現在も温泉施設として現役であります。

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プラットホームには高千穂鉄道から譲渡された車両が置かれており、改修後に宿泊施設“TR列車の宿”として営業開始されています。

部屋には町内に存在した駅名が付けられているそう・・・ちょっとこれは泊まってみたいですわ・・・熊本から日之影は近いので実現しそうにないですけど(^^;

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しかしこの集落の中を抜ける電車とは・・・現役の頃に一度は見てみたかったです。

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そしてお次は吾味駅・・・ですが、一度訪問した際は工事中で近寄れなかったので、日を改めて再訪。

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こちらは日向八戸駅までの軌道跡が森林セラピーロードとして整備されていました。

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ここら辺も記憶が曖昧の為、ちょっと順路が違ってそうですけども・・・

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なんだかんだで吾味駅到着。

赤い屋根がとっても愛らしかった(´艸`*)


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森林セラピーコースに戻り、日向八戸駅へ。

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八戸観音滝。

捜査中に出逢った地元の方のお話では、滝をゆっくり望めるように前を通る時は徐行運転していたそうです。

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その地元の方は、鉄道が現役だった頃は延岡までよく電車で出向かれていたんだそう。

「私は車も運転せんし、不便になったねぇ」と残念がっておられました。

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そういったお話を伺うと、既にレールが撤去された駅を見るのは余計心苦しく感じます・・・

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そして次は槇峰駅。

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付近には槇峰鉱山があり、そちらが現役だった頃は駅舎に面したホームがあり、側線もあったのだそう。

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余談ではありますけども槇峰鉱山病院なんかもあったんですよね・・・いつ解体されたのかは不明ですが、一度訪問してみたかったです(´;ω;`)

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そしてお次は亀ヶ崎駅・・・

こちらは秘境駅でも何でもありませんが、探すのに一番苦労しました。

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途中民家はあれど、廃屋でありました・・・

ここまで車は通れないし、不便だっただろうなぁ。

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この道で合っているのか時折不安になりながらも何とか亀ヶ崎駅へ到着!



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待合室には来訪帳も置いてありました。

探すのに苦労した事もありますが、ホームの雰囲気と言い、ホームから望む景観と言い、高千穂鉄道で一番のお気に入り駅となりました(笑)

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お次は早日渡駅。

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今にも電車がやってきそうな現役感漂う感じですが、一歩踏み入れると線路は緑で覆いつくされていました。

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上崎駅・・・こちらは事前に調べた際に待合室などは解体されているという情報を目にしていたのですが・・・

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ちゃんと全て残っていますね・・・ネットの情報だけだとたまにこんなガセネタを掴ませられるので注意せねばなりませんな(^^;

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川水流駅。

こちらは保線の中心的役割を担っていましたが、台風14号で駅全体が水没するという多大な被害を受けています。


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残念ながら旧国鉄時代の木造駅舎は既に解体されていましたが、ホームと線路はほぼ完全な状態で残されており、とても見応えがありました。

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曽木駅。

こちらは旧国鉄時代の木造駅舎は残っていましたが、公民館と一体型になっているような造りで現役当時の面影はあまり感じられませんでした。

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次の吐合駅は理容室の裏手にあるようなので、丁度出てこられたお店の主にお尋ねすると駅へと続く細道へ誘導して下さいました。

お見送りの際は「気を付けていってらっしゃい」という言葉も・・・

高千穂鉄道の捜査中に出逢った地元住民は本当に親切な方々ばかりです。

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待合室は撤去されていましたが、緑に覆われた線路が魅力的ですね・・・

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次の日向岡元駅は線路は残っていたものの、駅自体の面影は皆無。

ここら辺にあったのかな・・・という推測で撮影。

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細見駅。

こちらはホームも待合室もほぼ完全な姿で残されていました。

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階段を上がっていく造りと言い、結構好きな雰囲気です(´艸`*)

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行縢駅。

こちらが高千穂鉄道で一番最初に捜査した駅であります。

恥ずかしながらそれまでは高千穂鉄道が廃線になってる事すら知らなかったのですよね・・・

線路が塞がれている事で「廃線じゃないかこれ!」と興奮した程の無知であります←

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そして最後は西延岡駅!!


現在軌道跡は整備されており、駅の半数は全く面影の無い状態となっています。

今後も整備は続けられるようですが、一体どこまで撤去する方針なのでしょう?

国道沿いはやむを得ないとしても、奥地にある軌道はそのままでも良い気がしますけど・・・まぁ、私は沿線に住んでいる訳ではありませんし、勝手な事は申せませんので大人しく動向を見詰めているしかありませんね;;


※関連記事※
『日暮れの廃線散歩 -NEGATIVE WORLD-』



撮影機材
・Canon PowerShot A650 IS


by photresbienne | 2015-07-11 21:50 | 宮崎県の廃墟 | Comments(0)