緒方家・左座家


今年の新緑時期にも訪問した五家荘ですが、未だ見れていない場所があったので先々週に再訪しました。


先ず向かったのは緒方家。

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約300年前に建てられた茅葺屋根の建物は、緒方姓に名前を変えた平清経の子孫の屋敷と言い伝えられています。




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こちらは合掌造りの中でも特に珍しい兜造りになっているのが特徴。

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茅葺は20年程前に張り替えたもので、工事費用は2000万円程したのだとか・・・

現在も朝のみは煙で燻しているそうですが、日常的に囲炉裏などを使っていた頃に比べると長持ちしないのだそう。

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以前は旅館として使用されていた為、修復されている箇所は多いですが、煙で黒ずんだ土壁は屋敷が建設された当時のままだろうとの事。

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綺麗な模様が彫られた竹は以前の茅葺屋根に使われていたもので、縄で隠れた部分と煙で燻された部分の色の違いから時の経過が感じ取れます。

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平家と言ったら琵琶・・・こちらは屋敷に伝わるものではなく飾られているだけですが、やはり琵琶があるだけで平家のお屋敷という雰囲気が増しますね。

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2階に隠し部屋があるのも特徴ですね・・・意外と広々としています。


緒方家の後はもう一つの落人伝説が残る左座家へ。


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青空に映える茅葺屋根。

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仁田尾の地に落ちのびた菅原道真の嫡男の子孫が、約200年前に現在の場所に屋敷を建てたと伝えられています。

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こちらは3つの玄関があるのが特徴。

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20年程前までは旅館として使われており、緒方家と同時期に茅葺の張替も行われたのだそう。

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欄間には菅原家の家紋、梅鉢紋も・・・

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広いお座敷には当時の鎧と着物が展示されていました。

写真では見え難いですが淡い緑のお着物、数百年経過しているのでかなり古びていましたが、とても美しく見惚れてしまいました。

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奥は光が届かないので結構暗いですが・・・

武家屋敷同様、刀を振り翳せないよう天井が低くなっているので密着感と言いますか・・・暗さと相俟って何だか妙に落ち着きます。

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緒方家同様、こちらにも隠し部屋がありました。


同じ平家落人伝説が残るお屋敷ですが、双方それぞれ特徴があり、建物や歴史のお話も聞かせて下さるのでとても勉強になりました。

いつも(廃墟の関係で)明治以降の歴史しか頭に入れてませんが、平家落人は我が故郷を通って五家荘に辿り着いたという言い伝えですし、昔からちゃんと調べたいとは思っていたので、これを機に少しは明治以前の歴史も多少なりとも頭に入れたいと思います(`・ω・´)!!



撮影機材
・Canon EOS Kiss X4
・Canon EF8-15mm F4L Fisheye USM


by photresbienne | 2015-09-02 05:53 | 建物/雑貨/乗物/食物 | Comments(0)